こんにちは。フコイダン研究ブログ事務局です。
今日は、フコイダン研究のパイオニア、タカラバイオ株式会社のバイオ研究所での取材レポート・第5弾をお届けします。
■「昆布は髪にいい」を科学が実証!?
さぁ、お父さんお待ちかねのフコイダンの「育毛効果」について。
Q:「昆布は髪にいい」と昔から言われていますが、研究者のお立場からその言い伝えをどう考えられますか?
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A:期待されるデータが得られています。ここにも昆布の「フコイダン」が一役買っているのではないかと思われるんですよ。
マウスのひげを根っこごと抜いて実験をしています。その抜いたひげを培養するときにフコイダンを加えると非常によく伸びるという結果が得られたんです。
また、別の育毛実験で、マウスの背中の毛を剃った後にガゴメ昆布のフコイダンが入った溶液と入っていない溶液を塗ったときのそれぞれの毛の成長を調べました。結果、ガゴメ昆布のフコイダンが入った溶液を塗ったマウスの方の毛の成長が進んでいました。(タカラバイオ・酒井武さん)
ただし、なんにもないところに毛が生えてくるのではありませんよ。生えるべきところの毛の伸びを助ける、発毛の促進をしているということです。(タカラバイオ・榊原仁嗣さん)
Q:あっ!でも、私たちの腕には産毛も生えていますが……。昆布風呂に入ったりフコイダンでスキンケアしただけでまさかボーボーになるなんてことは?
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A:あくまで正常な状態にもっていくということです。ないところに生えたり、能力以上の状態になるものでは基本的にはないので大丈夫ですよ。(タカラバイオ・斎藤志穂さん)
Q:育毛に効果的なのは、フコイダンの中のF、G、U、どれなのですか?
A:抽出液で実験していますので、FだけUだけというものではありません。ただ、ガゴメ昆布の抽出液は、Fの含有率が一番高いです。(酒井さん)
Q:発毛、育毛にフコイダンがどう効いて髪が伸びるのですか?
A:そのメカニズムはまだ解明されていないんです。ただ、私たちは肝細胞増殖因子(HGF)という体内物質が鍵をにぎっているのではないかと考えています。HGFは傷ついた器官や組織、細胞の再生を促進させる作用があり、発毛にも大きく関わっていると思われます。私たちは細胞実験で、ガゴメ昆布のフコイダンがこのHGFの産生を強く促進するという結果を得ています。なお、この作用はオキナワモズクのフコイダンでは全く見られませんでした。この違いはフコイダンの構造によるものだと考えています。(酒井さん)
髪を気にされている方々は、「HGFを体内で産生促進させると発毛にいい」という情報をすでに持っていらっしゃるようで、タカラバイオが発表した「F-フコイダンにはHGFを再生誘導させる働きがある」という内容は少し話題になったようですよ。(斎藤さん)
髪にいい、シミにいいというようにパーツパーツにいいというわけでなく、どうやらこのHGFの産生をフコイダンが上げていることで体内全体を正常に持っていこうとする力が働いているということなんですね。
次回はいよいよ取材レポートも最終回。フコイダン研究に関するこぼれ話などをご紹介します! どうぞお楽しみに♪
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