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【フコイダン講座】第9回 オリゴ糖の不思議な性質

[フコイダンの体にいい話]

こんにちは。フコイダン研究ブログ事務局です。

こんぶ湯洗顔では、フコイダンを全部洗い流さないように洗顔するのがコツということで、フコイダンの保湿効果を再確認した事務局スタッフ。フコイダンの役割や効果を、さらに詳しく理解するために【フコイダン講座】として、専門家にお話を伺っています。

前回の【フコイダン講座】第8回 オリゴ糖は、糖の種類と数で七変化では、多糖類のように複数の糖のつらなりであるオリゴ糖は、構成される糖の種類によって性質が異なるということを教えていただきました。

性質が異なれば、呼び名も違ってきそうなものですが、「オリゴ糖」とひとくくりにする理由があるそう。第9回目は、オリゴ糖を構成している個数領域(3~20糖)で共通した性質について、元理学研究科員 機能性素材文献リサーチャー(多糖類)のAさんに伺います。

☆…*…☆…*…☆

フコイダン研究ブログ(F):
前回は、ガラクトオリゴ糖フラクトオリゴ糖乳果オリゴ糖などそれぞれ性質が異なりながら、全てがある共通したオリゴ糖ならではの性質を持っているというお話でしたね。その共通の性質というのが、ず~っと気になっていたのですが、教えていただけますか?

Aさん(A):
はい、わかりました(笑)。オリゴ糖の共通する性質には大きく分けて2つあります。ひとつは「食物繊維」のようにふるまうという性質。そしてもうひとつは、腸内細菌である「ビフィズス菌のエサ」になるという性質です。

(F):
おお~、なんだか聞いているだけで、とってもお腹に良さそうですよね。

(A):
そうですね。この性質のうち、特に注目したいのは、後者の「ビフィズス菌のエサ」になるという性質です。これがオリゴ糖の最大の特徴なんです。ビフィズス菌は腸内の環境を整える働きがあることは、ご存知ですよね?

(F):
ええ、ビフィズス菌が活発だと、お腹が元気になるっていうイメージがありますよね。

(A):
オリゴ糖を摂ると、腸内環境を整えるビフィズス菌がそれをエサにして活発になり、増えていきます。つまりオリゴ糖を摂ることで、ビフィズス菌が増えて間接的に整腸作用が期待できるんです。

200810201.jpg

(F):
オリゴ糖は食物繊維の役割をして、消化吸収されないってことでしたものね。人間の体には直接作用しなくても、ビフィズス菌にとっては、栄養になるんですね。

(A):
そうなんです。そしてそこで、もっと不思議なことが起こります。ビフィズス菌が、オリゴ糖を食べると酢酸や乳酸を生成します200810202.jpg 人間はオリゴ糖自体は消化吸収しませんが、オリゴ糖が生成した酢酸や乳酸は腸で吸収するのです。糖を分解して乳酸を出す菌を乳酸菌というのですが、ビフィズス菌も乳酸菌のひとつなんですね。

(F):
へぇ~、おもしろい。オリゴ糖が直接栄養にならなくても、間接的に影響を与えているんですね。ところで、酢酸や乳酸を腸で吸収するということは、栄養を取っているってことですよね。やっぱり太るんですかね(^^;

(A):
ははは。"太る"といってもオリゴ糖のグラムあたりのカロリー摂取量は、構成している糖の種類によって違ってはきますが、構成している糖を単体で採る場合と比べれば相当少ない量になりますので、身体に悪影響を及ぼすというものではありません。

(F):
ほっ。安心しました。オリゴ糖をとったからといって太ったり、身体を悪くするなどということはないんですよね。

(A):
ええ。摂取されるカロリーはごくわずかすし、むしろ、ビフィズス菌のような乳酸菌が増えることで、腸内環境を整え、便通を良くします。ですから太るどころか、肥満の防止肌荒れの防止にもつながるんですよ。

☆…*…☆…*…☆

オリゴ糖ってすごいですよね。メカニズムを知ることで、その大切さを学びました。このオリゴ糖よりも、もっとたくさんの糖の連なりでできている多糖類は、さらに強力なパワーを秘めている気がしませんか?次回は、いよいよ我らが「フコイダン」についてのお話です。どうぞ、お楽しみに。

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