« 前へ | メイン | 次へ »

【フコイダン講座】第10回 フコイダンの分子構造がガゴメ昆布のヌメリに

[フコイダンとは?]

こんにちは。フコイダン研究ブログ事務局です。

フコイダン研究ブログ事務局スタッフは、フコイダン配合化粧品を愛用し、保湿力などその効果を実感しています。フコイダンの役割や効果を、さらに詳しく理解するためにフコイダン講座として、専門家にお話を伺っています。

前回の【フコイダン講座】第9回 オリゴ糖の不思議な性質では、オリゴ糖の「食物繊維」のような性質と腸内細菌である「ビフィズス菌のエサ」になるという性質について伺いました。オリゴ糖は、肥満の防止、肌荒れの防止につながるということですが、さらに多くの糖が集まった多糖「フコイダンについて元理学研究科員 機能性素材文献リサーチャー(多糖類)のAさんにうかがってみました。

☆…*…☆…*…☆

フコイダン研究ブログ(F):
前回のご説明で、オリゴ糖というのは糖の種類ではなく、単糖が3~20個連なったものの総称で、さらに体内で消化されないオリゴ糖には糖の種類に関係なく共通の性質(整腸作用など)があるということが分かりました。

Aさん(A):
はい、これは単糖が3~20個連なったもののもつ個数的な性質であるとご説明しました。

(F):
ではさらに多くの糖が集まった多糖の場合、特にフコイダンの場合、どうなるのでしょう?

(A):
オリゴ糖は構成している糖の個数の特徴が強かったわけですが、それに対しフコイダンなどの多糖類は、構成している糖の種類、結合の仕方、糖鎖の長さが特徴に大きくかかわってきます。フコイダンは何百という糖が連なってできています。

(F):
うわ~~、かなり構造が複雑そうですね。

(A):
そんなことはないんです。「自然」とは不思議なもので、どのフコイダンも一種類のオリゴ糖のパターンの繰り返しに過ぎないんです。ガゴメ昆布F-フコイダンなどは、フコース(厳密には硫酸化フコースのこと)と呼ばれるたった一種類の単糖から出来ています。フコースがどうつながるかだけの問題なんです。

(F):
ということは、構造はシンプルなのですね。

(A):
そうなんです。オリゴ糖では殆ど見られなかった多糖類の性質としてはヌメリがあります。多糖類のような非常に長い分子構造になってくると、分子同士の絡みが生じます。これが大きなヌメリになるのです。 fu.JPG

(F):
たしかに、ガゴメ昆布を一晩水につけておくと、とろとろにヌメリのあるコンブ水ができますね。

fu2.JPG

(A):
特に北海道函館市近海でしか採取されないガゴメ昆布F-フコイダンは、分子量が1千万という長大な高分子多糖です。そのヌメリは他の追随を許しません。

☆…*…☆…*…☆

オリゴ糖とフコイダンとの違いについてお分かりいただけましたでしょうか?特に、ガゴメ昆布F-フコイダンは高分子多糖なので、ほかのコンブとは違う大きなヌメリがあるというわけです。

次回は「フコイダンの親和性」について伺ってみます。なぜ、フコイダン配合化粧品がお肌にいいのか、理由が明らかになりそうです。お楽しみに!

関連記事

Copyright c since 2007 fucoidan.blog123.jp/Y's STAFF Corporation. All Rights Reserved.